血圧の知識と病気

血圧に関する知識と関連する病気に関してまとめていきます。

血圧に関する知識

血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の壁を押す圧力を指します。

上の血圧(収縮期血圧):心臓が収縮して血液を送り出すときの血圧
下の血圧(拡張期血圧):心臓が拡張して血液をためているときの血圧」といいます。

血圧の単位は「mmHg(ミリメートル・エイチジー)」です。水銀を160mm(16cm)垂直に押し上げる力で血管に圧力をかけていることを意味します。

【血圧の要因】
 ・心臓が1回の拍動で全身に送り出す血液量(心拍出量)
 ・血管のしなやかさ(弾力性)
 ・血液が血管に流れ込む際の末梢血管の抵抗力(血管抵抗)
 ・血液の粘度

【血圧の変動】
 ・緊張や不安などのストレス、運動、疲労、睡眠不足などが血圧を上昇させる
 ・安心・安静・深呼吸・排尿・食事摂取などが血圧を低下させる
 ・血圧測定時の環境によっても変動する
 ・日内変動がある(朝起床時に大きく上がり、昼食時にピークに達し、夕方以降少しずつ低下し、睡眠時は最も低い状態)

【高血圧のリスク】
 ・高血圧を長期間放置すると、動脈硬化を促進し、脳血管疾患や心疾患等の重大な病気につながることがある

【血圧の測定】
 ・家庭での血圧測定が重要です
 ・上腕式血圧計と手首式血圧計があります

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